管理人(じーじょ)について

プロフィール

1985年生まれの36歳。北海道の出身。

教員を目指して東京の大学に進学。

大学在学中に、都内某ホテルの開業スタッフとしてホテル立ち上げに参加したところ、「0→1」をつくっていく仕事にはまってしまいそのままホテルに新卒で入社。

経理からWebマーケティング、ソムリエまで、何でもやってきたホテルを愛している人。

ケガと病気による2度の転職中止にもめげず、36歳で転職成功。

転職活動で感じたことやノウハウを「転職タイムズ」として皆さんにお知らせ中です。

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このままでいいのか?と感じた26歳

新卒でホテルに入社し、フロント・レストランと接客サービスに携わってから約4年。

現場のマネージャを任され、部下やアルバイトスタッフののマネジメントをする中で、

「このままの仕事をでいいのかな?」

と考えるようになっていきました。

当時リーマンショック前で、ホテル業の売り上げは右肩上がり。

現場での仕事は楽しいし、スタッフのみんなと前に前に進んでくのはやりがいもある。

でも、接客しか経験していない自分に一抹の不安もありました。

少しずつ「自分の人生これだけで終わりたくない!」と思いが強くなり、26歳で初めての転職活動を開始。

最終面接まで進むも、始まったのは車いす生活

その時は転職サイトを通じて約6社ほど応募。

年齢が若かったこともあり、ポテンシャル採用で2社ほど最終面接に進むことができました。

面接の感触もよく、「新しい人生のスタート!」と息巻いていたのもつかの間。

不慮の事故で足を骨折。

同時に古傷の腰も痛めてしまい、自力で歩けない状態になってしまいました。

残念ながら、全治数か月ということもあり転職活動はあえなくここで終了。

会社には休業を申し入れ。

面接企業には辞退の連絡。

自由に出歩けず、外出時は車いす。

病院の送り迎えは義父にまかせっきり。

右肩上がりと思われていた人生は一気にどん底まで転がり落ちます。

自分の人生を自分で選ぶ力が欲しい

実はこのケガの半年前、私は結婚したばかりでした。

妻が毎日頑張って働いている中、私だけがケガでずっと自宅。

どちらかといえば責任感のある性格だったので、いつも内心「ごめんなさい」と思いながら生きる日々。

  • このままの人生で良いのか。
  • 運よく復帰できたとして、次は退職だ。
  • 次の仕事を見つけられるのか。
  • 妻に迷惑をかけるのではないか。

色々な不安が押し寄せる中で、ある時思いました。

自分の人生くらい自分で選ばせてくれ!

サラリーマンとして働くことが当たり前だと思っていた当時の自分。

そのとき初めて、「自分の力で自分の人生を選びたい」と感じた瞬間でもありました。

このケガが、私の「働き方」と「キャリア」への考え方を大きく変えることになりました。

器用貧乏を活かせ→会社経営のためのキャリアを積み上げる

働いてお給料をもらうことが当たり前だった当時の自分。

身一つで生きていくため知識とスキルは全くありませんでした。

一方である程度は何でもやろうと努力するので、周りからは「器用貧乏」と言われていました。

(中途採用は「スペシャリスト採用」が多いため、当時の転職活動でも応募企業選びに悩んだ記憶があります。)

今回は、この「器用貧乏を活かそう」と考えました。

器用貧乏は言い換えれば「何でもできる可能性を秘めている」ということ(ちょっとポジティブすぎますね 笑)と、当時の私は大まじめに考えていました。

「会社で働く×何でもできる性格×自分の力で生きていけるスキル・経験の取得」

これらをかけ合わせた結果、生まれは目標は

会社経営ができるレベルまでキャリアを積み上げよう

というものでした。

詳しくなるなら、とことん。

やれることはすべて。

会社の中で「キャリアを積み上げ」て、会社経営ができる人材になろう。

会社の中の「ヒト」「モノ」「カネ」を自分の経験と仕組みでつなぎ、スタッフの皆と会社に貢献しよう。

そう考えて動き始めました。

キャリアの積み上げ思考法「キャリアをつなぐ」

とはいえ、会社の仕事すべてを経験しようとすると時間がかかりすぎます。

少しでも早く多くの業務に携わり、一方で会社に貢献できる方法。

私はそれを「キャリアをつなぐ」ことで実践してきました。

「キャリアをつなぐ」のポイントは、

自身のメイン業務に軸足を置き、その業務に近いサブ業務にも携わってキャリアを積み上げる

こと。

一つの仕事をずっとやっていては、新たな業務には携われない。

でも、メイン業務に関わるサブ業務を組み合わせればシナジーが生まれます。

(経理×人事、Webデザイン×Webマーケティング、セールス×Webマーケティングなど)

業務の組み合わせによるシナジーで会社の成長にも貢献。さらに自分自身も成長できる。

これが私が大切にしている「キャリアをつなぐ」働き方です。

以下が私のこれまでのキャリア一覧です。

これまでのキャリア

  • フロントスタッフ
  • レストランマネージャー
  • セールス & マーケティング
  • 経理 & マーケティングマネージャー
  • 経理 & 人事・採用・購買
  • 経理マネージャー & 経営企画
  • 転職 ▶ ホテル経営企画

③以降がキャリアをつなぎながら働いていた時期です。

並行して複数の関連業務に携わることで、キャリアを効率的に積み重ねてきました。

キャリアをつなぐと、自分も会社も成長

例えば、セールスでは営業をかける場合、「商品」「販促グッズ(パンフレット)」「紹介Webページ」などが必要となります。

しかし当時、販促グッズやWebページ制作は業者に依頼していたため、制作に時間・費用がかかることが問題でした。

そこで会社に提案したのは業務の内製化。

デザインソフトなどの購入の代わりに、外注しているパンフレット制作やWebページを自分が製作すると会社に掛け合いました。

トータルでコスト削減もできるとの提案で会社からもO.K.。

私はセールスを担当しながらマーケティングを担当できるように。

多少の苦労はあったものの、無事パンフレットやWebサイト運営ができるようになり業務効率、販売成績も改善。

離れていた業務をつなぎ合わせることで、会社も私もWin-Winの関係となりました。

キャリアをつなぐことで得られたスキル

キャリアをつなぐと、経験・スキルを圧倒的スピードで積み重ねられます。

私の場合は約5年で以下のスキルを実経験をもとに身に着けることができました。

業務内容
人事・労務・新卒採用
・中途採用
・アルバイト採用
・採用広告出稿
・勤怠管理
・給与計算
経理・財務・経理業務全般
 (売上管理から年次決算まで)
・税務調査対応
・財務状況のレポーティング

※経営者には税金の知識は必須。
 一方で税金計算実務は不要と考え携わりませんでした。
 計算はプロにお任せが一番です。
Webマーケティング・コンテンツマーケティング(SEO)
・自社Webサイトの運営
・自社WebサイトをWordpressで一から構築
・自社SNS運用(Instagram、Facebook)
・Web広告出稿
・自社LP製作
・テレビ、雑誌取材対応
Webデザイン・パンフレット制作
・名刺制作
・カメラ撮影
・Illustrator
・Photoshop
・Lightroom
ホテル運営・営業、管理システムの大規模入れ替え
・社内テレワークシステム設計と導入
・レベニューマネージャー(予約管理)
・ソムリエ(社団法人日本ソムリエ協会)
・レストランサービス技能師
・購買

主だったものはこの通りです。

「ホテル運営×経理=経営戦略」 「経理×人事・労務=コストマネジメント」 「Webマーケティング×Webデザイン=マーケティング戦略」など、キャリアをつないで様々な経験をさせてもらえたのは本当にありがたいことでした。

たった5年という短い期間でしたが、圧倒的な経験量は今の自分の差支えにもなっています。

(WebマーケティングやWebデザイン経験はブログ制作にも役立っています。)

転職後も、多くの仕事に携わってきた経験を活かし「人と人をつなぐ」、「仕事と仕事をつなぐ」役割を持って働いています。

転職活動で大切にしていること

転職面接では、ホテルマンとして身に着けた接遇、ホスピタリティをもとに「第一印象」を徹底的に高めてきました。

「自然な笑顔」「立ち居振る舞い」「身だしなみ」「話し方」「声量」などに徹底的にこだわり、面接官が「話を聞きたい!」という状況をつくるよう努力しています。

面接最後の逆質問では、面接官から

  • 話をしているだけで楽しくなる
  • こんな上司と一緒に仕事をしたかった
  • なぜか、信頼したくなってしまう

との声をいただくことが本当に多く、大変ありがたいです。

ホテルマンの経験をもとに、実践している内容も少しずつアップしていきたいと考えています。

現在は企業で働くのと同時に3つのブログを運営し、自身の経験や体験をもとに情報発信を続しています。

ご縁があって本ブログにいらっしゃった皆さんが読んでよかったと思っていただけるよう、努力していきます。

どうぞよろしくお願いします。

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