また、最近ではブログやツイッターにて、転職希望の方の相談にも乗ることがあります。
私はこれまで、転職活動を3回（うち転職1回、中断2回）をしてきました。
そんな中で一番話に上がるのが「転職活動がつらい」ということ。
人に話せず、相談できず、一人で日々努力している方が非常に多いと感じています。
私自身も転職活動中は同様に悩みました。
そこで今回は、「私が転職活動がつらいと感じた時に実際にやったこと」を紹介していきたいと思います。
転職活動中のみなさんの参考になれば幸いです。
↓ 転職エージェントが決まっていない方へ。おすすめの転職エージェントを年代別にまとめました。
-
-
【30代向け】実際に使ってよかった転職サイト、転職エージェント
続きを見る
-
-
【20代向け】実際に使ってよかった転職サイト、転職エージェント
続きを見る
-
-
【第二新卒向け】実際に使ってよかった転職サイト、転職エージェント
続きを見る
転職活動は「孤独との戦い」【だから、誰かを頼る】
私は転職活動を「孤独との戦い」だと思っています。
転職活動を無事終える最善策は、できるだけ一人ぼっちにならず、悩みを抱え込まないようにすることです。
転職相談をうけると、悩みを誰にも相談できないとおっしゃる方がとても多いです。
「会社の同僚から嫌な顔をされるのでは…」「家族に心配をかけるのでは…」などと考えてしまい、相談相手がいなくなってしまうとのこと。
その結果、
相談できない → 転職活動がつらくなる → さらに悩んでしまう
というスパイラルに陥ってしまいます。
ですが、よく考えてみてください。
仕事でも、人生でも初めてのことをいきなり上手にはできません。
そこで大切なのは良き相談相手の存在。
転職を経験のある人、転職活動に詳しい人など、気付かないだけでメンター候補は意外と近くにいます。
誰かを頼る、サポートを得ることで悩みが解決する可能性が高まります。
つらくなった時は、誰かの力を借りる。
転職活動は「孤独との戦い」ですが、「孤独な戦い」ではないんです。
１．転職活動がつらくなった時頼るもの3つ
私は、転職活動がつらくなったとき、以下の3つに頼り何とか転職活動を乗り切りました。
つらくなったら頼るもの3つ
- 転職経験者
- 本
- 転職エージェント
①転職経験者に頼る
1つ目の方法は「転職経験者」の力を借りることです。
世の中には、自分が知らないだけでたくさんの転職経験者がいます。
会社の知り合い、友人、家族。
探してみれば、意外と近くに転職経験者がいるものです。
もし、転職活動がつらくなった時は転職経験者に話を聞いてもらうのがおすすめ。
- 体験談を聞いてみる。
- 悩みを話してみる。
他人の過去の経験を聴くと今後の自分を具体的にイメージできたり、悩みを話すと案外すっきりします。
（私も会社の転職経験者に話を聞いてもらい、転職のアドバイスや後押しをしてもらいました。経験者の言葉はとても心に響くんです。）
身近な人、いなければSNS経由でもいいです。
一言、自分の悩みを打ち明けられる人や場所を作ってみてください。
②本の知識を頼る
転職活動に悩んだら本を読むのもおすすめです。
本を読むことは「誰かの知識」を借りること。
わたしも転職活動がつらかった時、がむしゃらに本を読み漁って知識をため込んだ時期があります。
ジャンルは2つ。
転職の時に読んだ本の種類
- 転職に関する本
- 生き方・人生に関する本
これらの本を読み、転職活動のつらさを払拭していきました。
↓ 実際に私が転職活動中に読んだ本はこちら。
-
-
転職を考え始めた方、転職するか悩んでいる方に読んでほしい本 ６冊
続きを見る
「転職に関する本」は自信を深めるため
転職に関する本は「実用的な転職活動知識とスキル獲得」のために読みました。
- 世の中の転職動向
- 自分の転職の軸
- 自分の経験やスキルの表現の方法
- 職務経歴書・面接のブラッシュアップ
など、転職活動自体へ知識を深めたり、書類や面接対策への自信をつけるために読みました。
これらの本を読むことで、少しずつ転職活動への自信を深めることができます。
↓ 私が読んだ「転職に関する本」はこちらの３冊。
「生き方に関する本」は将来の姿をイメージするため
生き方に関する本は、自分の「将来の姿」をイメージするために読みました。
Title
- ありたい姿を具体的にイメージ。
- 転職によるリスクと転職しない場合のリスクを理解。
結果、転職活動は「生きていくために必要な手段」と自身を鼓舞し、転職活動を進めることができました。
↓ 実際に読んだ「生き方に関する本」はこちらの４冊。
③転職エージェントを頼る
次は、転職のプロである「転職エージェント」の力を借りてみるのもおすすめです。
これは周りの人への相談や本は気づきやすいのですが、転職エージェントは見落としがちです。
色々な方の話を聞いていても、「転職エージェント」のキャリアコンサルタントをうまく活用できていない人が多いと感じます。
かく言う私も、初めての転職活動では「書類送付と面接アポイントを取ってくれる方」として接してしまい、その真価を引き出すことができませんでした。
ですが、30代の転職活動で転職エージェントをフル活用すると、様々なメリットがあることに気が付きました。
転職エージェントのメリット
- 応募企業や面接担当者の情報を事前に得られる
- 履歴書、職務経歴書作成のための面談、チェック
- 書類選考通過率のアップ
- 採用確率アップ
- 年収アップ（年収交渉をしてくれる）
- 転職活動期間の短縮
- 悩みや不安の相談に乗ってくれる
↓ 私が転職活動でどのように転職エージェントを活用したかをこちらの記事で紹介しています。
-
-
転職エージェントの使い方を徹底解説【転職活動期間の短縮・年収アップ】
続きを見る
面接通過率の向上、年収アップなどの結果へのメリットだけでなく、転職活動期間を効率的に進めてくれたり、小さな疑問や不安の相談にのってくれます。
転職活動期間が短ければストレスを感じる期間も短く、疑問・質問が解消できれば不安も少なくて済みます。
転職のプロを頼る、これも転職活動をのつらさを軽くするポイントです。
↓ 年代別のおすすめの転職エージェントはこちら。
-
-
【30代向け】実際に使ってよかった転職サイト、転職エージェント
続きを見る
-
-
【20代向け】実際に使ってよかった転職サイト、転職エージェント
続きを見る
-
-
【第二新卒向け】実際に使ってよかった転職サイト、転職エージェント
続きを見る
２．運動する
転職で悩んでいるとき、運動はかなり効果的です。
アメリカ心理学会によると、「少し息が上がる程度の運動がストレスを感じにくくする」という研究結果が出ています。
少し汗をかく程度の運動で、自律神経の興奮が抑えられストレスに耐性がつくとのこと。
そのため私はストレスを感じたり、少しきつく感じたりすると、
早歩きで5～10km（30～60分）の散歩
をしていました。
ポイントは「少し早めのスピードで歩くこと」。
ゆっくり歩くといろいろ考えるので、少し早めに歩くのがコツです。
週に2～3回、会社帰り、ひと駅前で降りて速足で帰宅。
たったこれだけでも意外と頭はすっきりします。
ご飯もおいしいし、ダイエットにもなり、ストレスも軽減する一石三鳥な対策だと思って続けていました。
３．転職活動を休むのもいい
転職活動がつらいと感じたら、一度休んでみてください。
「休んだら何の結果も出ない」と思われるかもしれません。
ですが実際はその逆。
転職活動がつらいと感じたら、無理せず中断。
転職活動がつらいのは、主に選考が不通過（不合格）になったとき。
特に、書類選考、面接の不通過（不合格）を「自分が否定されている」と思ってしまいがちです。
人間は、焦ったり、気持ちが落ち込んでいるときは正常な判断ができません。
本来通過できるはずの選考も通過できなくなり、さらに落ち込むことにもなりかねません。
（実際、私も何度か中断しながら転職活動をしました。）
この先、70歳近くまで働くことになる私たちの人生。
ゆっくり休養をとってリフレッシュした後に転職活動を再開しても、十分間に合うはずです。
無理をしない、それも立派な決断です。
↓ 転職エージェントが決まっていない方へ。おすすめの転職エージェントを年代別にまとめました。
-
-
【30代向け】実際に使ってよかった転職サイト、転職エージェント
続きを見る
-
-
【20代向け】実際に使ってよかった転職サイト、転職エージェント
続きを見る
-
-
【第二新卒向け】実際に使ってよかった転職サイト、転職エージェント
続きを見る
まとめ
転職活動は、「やる」と決めてから約３～６か月ほどかかる長期戦です。
その間、誰にも相談できず悩み続けるのは心にも身体にも良い影響はないでしょう。
少しでも悩んだりしたら、転職経験者や転職エージェントへの相談、本を読んで自分の今を確かめてみてください。
きっと、話す前より少しだけ自分の気持ちが軽くなるはずです。
もしそうならなければ、転職活動をお休みしてみてください。
しっかり心の疲れを抜いて、また元気になってから始めてみてください。
転職はこの先の人生を選ぶ「手段」であり、その後もまだまだ働かなければなりません。
自分がやりたいこと、なりたいものになれるようにリフレッシュの時間をとることもまた大切な決断です。
転職活動は、急がず、焦らず、ゆっくり進めていきましょう。