転職ノウハウ

転職成功への最短ルート!?複数の転職エージェントを掛け持ちするメリット7つ

転職エージェント掛け持ちおすすめの理由

私はこれまで12社の転職エージェントを利用して、年収380万円→750万円への転職を成功させました。

「そんなにたくさん?」

「登録大変じゃない?」

と思われる方もいらっしゃると思います。

ですが、転職エージェントの掛け持ち、複数登録には思った以上にたくさんのメリットがあります。

そのメリットとは、「転職成功への最短ルート」を歩けるからです。

今回は、私が実際の転職活動で感じた「転職エージェントを掛け持ち、複数登録するメリット・デメリット」を紹介していきます。

↓ 転職エージェントが決まっていない方へ。おすすめの転職エージェントを年代別にまとめました。

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結論:複数の転職エージェントを掛け持ちは「転職成功への最短ルート」

私はこれまで12社の転職エージェントと転職活動を行ってきましたが、転職エージェントの掛け持ち、複数登録は「転職成功への最短ルート」だと思っています。

私の経験上、複数の転職エージェントに登録することで転職成功率は飛躍的に上昇します。

転職活動の最大の目標は「転職を成功させること」。

多くの人が自分の環境を変えたい、もっと良い環境で働きたいと思うのは当然で、そのために転職活動をしているはずです。

(私もそうです。)

転職成功の定義は様々ですが、例えば、

  • 年収アップの転職
  • 成長業界への転職
  • 長く働ける会社への転職
  • 残業の少ない会社に転職
  • テレワークができる仕事に転職
  • 自分の経験、スキルを活かした転職
  • 人間関係のストレスの少ない職場へ転職
  • ワークライフバランスの安定した職場へ転職

のような、「自分の働き方をよりよくする仕事を手に入れる」ことが転職成功のポイント。

では、なぜ複数の転職エージェントの掛け持ちでこの転職成功率を高められるのか。

それは複数の転職エージェント掛け持ちによる「7つのメリット」があるからです。

7つのメリット

  • たくさんの非公開求人に出会える
  • 特定の転職エージェントにしか掲載されていない仕事に出会える
  • より多くのオファーをもらえる
  • 自分に合ったキャリアアドバイザーに出会える
  • 履歴書・職務経歴書の質がものすごく上がる
  • たくさんのフィードバックで自分を磨ける
  • 転職エージェントの得意な業界、職種で支援してもらえる

以下ではそのメリット、デメリットを以下で解説していきます。

↓ 転職エージェントの活用方法はこちらの記事から。

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転職エージェントの掛け持ち、複数登録のデメリット

まずは、転職エージェントの掛け持ち、複数登録のデメリットを二つ紹介します。

(デメリットと記載していますが、「転職活動で乗り越えなければならない壁」でもあります。)

1.プロフィール登録、職務経歴登録、面談の手間がかかる

最初のデメリットは「プロフィール登録、職務経歴登録、面談」の手間がかかるということ。

転職エージェントで求人を紹介してもらうためには3つのステップを超える必要があります。

求人紹介までのステップ

  • プロフィール登録(個人情報)
  • 職務経歴登録
  • キャリアアドバイザーとの面談

これらは転職エージェント登録時に必須の作業です。

私自身、転職活動開始したての頃は、まともな職務経歴書もなく情報登録するのはかなりの手間でした。

キャリアアドバイザーとの面談など、ストレス以外の何物でもありませんでした。

しかし、ここを乗り越えなければ書類選考も通らず、面接などもってのほか。

ほぼ間違いなく転職はできません。

登録に手間がかかるデメリットではありますが、必ず乗り越えなければならない山と思って頑張って登録してみましょう。

2.進捗管理に手間がかかる

2つめのデメリットは「進捗管理に手間がかかる」こと。

転職活動のスタートからゴール(内定)までの道のりはとても長いです。

転職活動の流れ

  • 書類準備(履歴書・職務経歴書)
  • 書類選考申し込み
  • 書類選考結果発表
  • 一次面接申し込み~結果発表
  • 二次面接申し込み~結果発表
  • 最終面接申し込み~結果発表
  • 年収交渉
  • オファー面談
  • 内定

特に①~⑤までの回数はとても多く、2~3社を同時に、働きながら行なうことも珍しくはありません。

複数のエージェントと仕事の合間に面接をしたり、家に帰ってから日程調整をお願いしたりと作業は煩雑になります。

ですがそれだけの応募、調整事項が発生しているということは「転職活動を積極的に行い、ゴールに近づこうとしている結果」とも言えます。

手間ががかかるのはデメリットでもありますが、「その分転職可能性が高まっている」。

こう考えてみるのもありだと思います。

転職エージェントの掛け持ち、複数登録のメリット

では続いて、転職エージェントの掛け持ち、複数登録のメリットを7つ紹介していきます。

これらのメリットは、先ほど紹介したデメリットを補って余りあるモノ。

ぜひじっくり確認してみてください。

1.たくさんの非公開求人に出会える

1つ目のメリットは「たくさんの非公開求人に出会えること」です。

転職エージェントはそれぞれ数多くの非公開求人を保有しています。

非公開求人が多い転職エージェントには、以下のようなサイクルが発生します。

転職エージェントのビジネスサイクル

  • 転職エージェントの非公開求人が多い

    ↓

  • 転職希望者がたくさん登録

    ↓

  • 企業が、希望する人材を採用できる可能性が高くなる

    ↓

  • 企業が転職エージェントに求人を掲載する

    ↓

  • 非公開求人が増える

    ↓

  • さらに転職希望者が増える

    ↓

  • さらに希望人材を採用できるようになる

    ↓

  • つづく・・・・・・・

つまり、非公開求人の多さは転職エージェントの価値の高さであり、非公開求人が多いサイトであれば自分に合った仕事、魅力的な仕事に出会える可能性が高まります。

さらに、複数の転職エージェントに登録すればより多くの非公開求人に出会えるため、転職成功率はグッと高まります。

非公開求人数の多さ=自分に合った仕事に出会える可能性の高さ

に直結することから、転職エージェントの掛け持ち、複数登録は転職成功のために必須と言えるでしょう。

2.特定の転職エージェントにしか掲載されていない仕事に出会える

2つ目のメリットは「特定のエージェントにしか掲載されていない仕事に出会える」ことです。

非公開求人の多い転職サイトだけに登録すればいいんじゃないの?

と思われるかもしれません。

実は、そこに落とし穴があります。

一つのエージェントに、すべての求人が集まることは絶対にあり得ないのです。

理由は「企業の人手不足により特定の転職エージェントにしか採用を出せない」ため。

大企業であれば複数の人事・採用スタッフを配置して大規模な採用活動を行なえますが、ベンチャー、中小企業ではそんな人手はありません。

(私も中小ベンチャーで採用活動をしていましたが、中途採用でお願いしていた転職エージェントは「総合型1社」「特化型2社」程度が限界でした。)

このように企業が一部の転職エージェントのみに採用依頼を出しているにもかかわらず、転職エージェントはその多くを非公開求人としています。

転職者側からは、自分の希望する仕事がどの転職エージェントにあるかは一目ではわかりません

つまり、

  • 希望する仕事を見つける
  • 魅力的な仕事に出会う

ためには、転職エージェントの掛け持ち、複数登録は絶対に必要となります。

3.より多くのオファーをもらえる

3つ目のメリットは「より多くのオファーがもらえるようになる」ことです。

2でも紹介した通り、転職エージェントにはそれぞれ異なる企業が採用募集をかけています。

そのため、ひとつの転職エージェントに登録しているときより、はるかに多くの企業オファーをもらえるようになります。

増えるイメージは単純な掛け算。

1社の転職エージェントから1か月で10社分のオファーをらえるのであれば、3社の転職エージェントに登録していれば30社、10社のならば100社のオファーがもらえると考えてください。

オファーの中には

  • 応募希望オファー
  • 面接確約オファー
  • 役員面接確約オファー

など、転職を短期間で有利に進めるオファーも多くあります。

私たち転職者は、それらのオファーの中から「自分の好きな企業、仕事」にで応募すればO.K.。

幸いなことに、転職エージェントなら専任のキャリアアドバイザーが転職活動をサポートしてくれます。

書類選考であれば書類提出を代行し、面接確約オファーなら面接日程を調整してくれます。

たくさんのオファーをもらい、キャリアアドバイザーに転職活動の代行をしてもらう。

複数の転職エージェントに登録するとこのようなメリットを得ることもできます。

4.自分に合ったキャリアアドバイザーに出会える

4つ目のメリットは「自分に合ったキャリアアドバイザーに出会えること」です。

キャリアアドバイザーはキャリア面談、書類添削(履歴書、職務経歴書)、面接対策、年収交渉など、転職活動のほぼすべてをサポートしてくれる心強い味方。

しかしながら、キャリアアドバイザーも一人の人間。

ウマが合わないことも多々あります。

  • 話し方が高圧的
  • 経験、スキル不足
  • 特定求人のごり押し
  • 書類添削、面接対策が適当
  • 希望通りの求人を紹介してもらえない

このような方が担当になり「自分とは合わないな…」と悩むこともあります。

転職活動自体がストレスを感じやすいのに、サポート役のキャリアアドバイザーにストレスを感じては本末転倒。

こんな時、複数の転職エージェントに登録しているとどうでしょう。

それぞれの転職エージェントごとにキャリアアドバイザーがついてくれるので、「自分に合うキャリアアドバイザー」を見つけやすくなります。

私の経験上、転職活動は「自分に合うキャリアアドバイザー」と進めていくのが成功の近道。

転職活動は「誰と一緒にするか」で結果は大きく変わります。

もし今のキャリアアドバイザーとあまり気が合わないと感じる方は、転職エージェントの掛け持ちをしてみてください。

きっとあなたに合う方が見つかります。

5.履歴書・職務経歴書の質がものすごく上がる

5つ目のメリットは、「履歴書・職務経歴書の質がものすごく上がること」です。

これは、自分の履歴書・職務経歴書を「たくさんの人が見て改善してくれるから」です。

転職エージェントに登録すると必ずキャリアアドバイザーとの「面談」+「履歴書・職務経歴書の添削」が行なわれます。

キャリアアドバイザーは、これまで数多くの転職者の書類を見ているプロ。

自身の履歴書・職務経歴書の質を何段階も引き上げてくれます。

私は職務経歴書に重点を置いて、4~5名ほどのキャリアアドバイザーに添削してもらっていました。

エージェントに12社登録していたにもかかわらず、4~5名ほどの添削を終えていた理由は「それ以上添削してもらっても、特に修正ポイントが無くなった」ためです。

つまり、複数のキャリアアドバイザーの目で確認してもらいほぼ「完璧な職務経歴書」が出来上がったのです。

おかげで書類選考通過率も上昇。

平均8~10%と言われる書類選考通過率の中で、36歳にもかかわらず約80%(書類提出21社中17社が書類通過)という高い通過率となり、不安の少ない転職活動となりました。

複数の転職エージェントに登録し、履歴書・職務経歴書の質を上げて転職活動を有利に進める。

これも大きなメリットのひとつではないでしょうか。

6.たくさんのフィードバックで自分を磨ける

6つめのメリットは「たくさんのフィードバックで自分を磨ける」ということです。

転職活動では「フィードバックをもとに改善、対策を行う」ことが最も重要になります。

  • 書類選考に落ちた
  • 面接で落ちた

これは、実はチャンスです。

(実際は、落ちると結構メンタルに響きますが 苦笑)

でも無理にでもチャンスだと思ってください。

理由は2つ。

  • なぜダメだったのかがわかる
  • 次回への改善ができる

うまくいかなかった理由を知り、次の機会に生かす。

これが転職成功へのステップです。

転職エージェントは「確実にフィードバックを持ってくる」

転職エージェントを介さずに転職活動を行っていると、このフィードバックはもらえないことが多いです。

理由は単純、「自分では落ちた理由を聞きにくい」んです。

(自分で落ちた理由を聞けるのはよほどメンタルが鍛えられた猛者、または転職慣れしているビジネスマンに限られます。)

多くの方には難しい。

しかし、転職エージェントのキャリアアドバイザーは確実にフィードバックをもらってきてくれます。

なぜなら、それが仕事だから。

キャリアアドバイザーは担当者を採用してもらわなければ報酬はもらえません。

ですから、何とか採用してもらえるよう転職者のレベルを引き上げようとします。

転職者のレベルを最も効率よく引き上げるのがフィードバック。

失敗から、成功の糧を得て成長するPDCAサイクルを回してくれます。

様々な角度からフィードバックをもらうことで、書類、面接の質はぐんぐん上がっていきます。

その過程で転職成功の可能性が高まっていきます。

7.転職エージェントの得意な業界、職種で支援してもらえる

7つ目のメリットは「転職エージェントの得意な業界・職種で支援をしてもらえる」ということ。

転職エージェントには大きく分けて2つの種類があります。

  • 総合型エージェント
  • 特化型エージェント

総合型はひとつのエージェントの中で様々な業種・職種を取り扱っている総合転職エージェントのこと。

「リクルートエージェント」「マイナビエージェント」「doda」「ビズリーチ」など

総合型はその非公開求人の多さ、キャリアアドバイザーの多さ等から多くの転職希望者と求人を惹きつけており、幅広く求人を検討できるのがメリット。

一方、特化型エージェントは「業種」「職種」ごとに得意なジャンルが決まっているエージェントのこと。

例えば、「業界特化型エージェント」ならIT・Web・ゲーム業界特化の「Geekly」、「職種特化型エージェント」ならITエンジニアやWebデザイナー特化の「レバテックキャリア」、などが挙げられます。

特定の業界内での転職、特定の職種の「スペシャリストを目指すのなら、「特化型エージェント」に登録するのがおすすめ。

私の場合は、「業界:ホテル・IT」、「職種:経理・Webマーケティング」を軸に転職活動を行ったので、総合型エージェント6社、特化型エージェント6社に登録していました。

ポイントは、総合型・特化型それぞれ保有している求人が異なること。

どちらにも登録しておくことで、働きたい仕事、魅力的な仕事に出会える可能性が高まります。

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まとめ

転職活動は転職するためにするものであり、最終的には「転職を成功させる」という思いで進めます。

その中で重要になってくるのが転職エージェントの活用であり、その転職エージェントを複数掛け持ちすることでさらに転職の成功可能性を高めることができます。

実際に転職エージェントの掛け持ちには「登録の手間」「調整の手間」などが発生します。

ですが、それもまた「転職成功」に向けて越えなければいけない壁であり、その壁を越えさえすればたくさんのメリットに出会えます。

ぜひ、転職エージェントの掛け持ち、複数登録で様々なサポート受けながら自分の希望する仕事、魅力的な仕事に出会ってください!

みなさんの転職活動が幸多いものになりますように。